2024年1月12日、周参見駅から徒歩7分の場所にあるゲストハウス「あなかしこ」で、JRきのくに線のこれからについて夜な夜な語り合うイベント「きのくに線deナイト」が開催しました。
JR西日本コンサルタンツ「さこすて」の福山和紀さんをスピーカーに招き、「自分にとってきのくに線はどんな存在か?」をテーマにトークを展開。
和歌山大学のきのくに線活性化プロジェクトの学生や紀南地域の住民など約25人が参加し、きのくに線についてそれぞれの思いを熱く語り合いました。
参加した地域住民が「きのくに線は車に乗れない場合の、ネガティブな移動手段として捉えられてしまっている」と話す一方、「電車の中でお酒が飲める」「すさみ駅や江住駅で空いているスペースがあるがどんなことをしてみたい?」など、電車と地域をつないで、きのくに線「で」どうしたいか?といった意見も聞かれ、さまざまな視点から考えられる場となりました。
福山さんは「きのくに線の乗車人数は減少しているが、まちに欠かせない公共交通機関のはず。高速道路のインターチェンジではなく、誰もが使える駅やバスターミナルこそが町の中心となり得るのではないか」ときのくに線存続の必要性について話してくださいました。
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